台湾にある世界に誇る芸術品は白菜と豚の角煮!? 台北の人気観光スポット国立故宮博物院

自然、グルメ、九份など日本でも大人気の旅行先である台湾。
そんな台湾にある芸術代表作は白菜と豚の角煮(!?)なのです!
台湾が世界に誇る白菜と豚の角煮の正体はいったい何なのでしょうか🤔
国立故宮博物院

台湾が世界に誇る芸術作品である白菜と豚の角煮は台北の代表的観光スポット、国立故宮博物院にあります。
国立故宮博物院はパリのルーヴル美術館、ニューヨークのメトロポリタン美術館、サンクトペテルブルクのエルミタージュ美術館と並ぶ世界四大博物館(美術館)の一つで、収蔵品は約69万点、展示品は約2万点にもなります。大きくて回るのが大変です(笑)
1925年に北京の紫禁城にて清朝がが所有した芸術品などを一般公開したのが故宮博物院の始まりです。紫禁城が故宮(古い宮殿、昔の宮殿)と呼ばれていたため、紫禁城は故宮博物院となりました。その後、中国では国際戦争、国内戦争が起こり、収蔵品を戦火から守るため、北京の故宮博物院から第一級の所蔵品が台湾に運び出されます。そして、1965年11月12日に台湾の国立故宮博物院にて一般公開が始まりました。
そのため、現在ではかつて紫禁城にて公開された芸術品などは、台湾の国立故宮博物院と北京の故宮博物院の2カ所で展示されています。
白菜

一つ目の台湾が世界に誇る芸術品は翠玉白菜という作品です!
本物の白菜ではありません(笑)
この翠玉白菜は翠玉(エメラルド)を白菜の形に彫刻した作品です。そして、よく見ると白菜にはイナゴとキリギリスがとまっています。高さ18.7㎝の小さい作品です。
この作品のすごさは一切着色をしていないという点です!人工着色を一切することなく、石に元々ついていた色を生かして白菜を見事に表現しています。すごすぎますね。
なお、かつては紫禁城の寝室に飾ってあったそうで、作者は不明のようです。
豚の角煮

二つ目の台湾が世界に誇る芸術品は肉形石と言う作品です!
こちらも本物の豚の角煮ではありません(笑)
肉形石は玉随(カルセドニー)を中国料理の東坡肉(トンポーロウ)、日本で言う豚の角煮の形に彫刻した作品です。幅6.6㎝、高さ5.73㎝と、こちらも小さいです。
こちらは表面に少し着色しています。でも、この表現力はすごいですよね!
この作品も紫禁城の寝室に飾られていて、作者は不明だそうです。
お土産

国立故宮博物院のミュージアムショップには翠玉白菜と肉形石のグッズがいくつかありました。
その中でも私は上の置物を買いました!かわいいのでおすすめです(笑)
おわり
今回は台北の人気観光スポット国立故宮博物院にある翠玉白菜と肉形石について紹介しました!いかがだったでしょうか。
国立故宮博物院には他にもたくさんの作品があるので是非見に行ってみてください!
今回は以上です!



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