世界一美しい広場‼ シエナの歴史地区

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基本情報
・登録年1995年
・登録基準(Ⅰ)(Ⅱ)(Ⅳ)
・イタリア共和国
シエナはイタリア、トスカーナの丘陵地帯に位置する中世の街並みが残る都市。
中世には金融業を中心に栄えた有力都市国家であった。
シエナでは12世紀に市民による政治組織である「コムーネ」が成立し、勢力を伸ばした。
そして1167年、独立宣言を行いシエナ共和国となった。
しかし、14世紀半ばに起こったペストの大流行により人口が減少し、シエナ共和国と同じように金融業を中心に栄えていたフィレンツェ公国に併合される。
シエナの歴史地区には、シエナ大聖堂やカンポ広場など、中世の歴史的建造物がほぼ当時の状態で残されている。
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シエナ大聖堂
シエナ大聖堂はシエナの代表的な建造物であり、イタリアで最も美しいゴシック様式のファザードを持つと言われている。
ファザードはゴシック様式であるものの、全体の構成としてはロマネスク様式である。
着工は12世紀半ばで、大聖堂が完成したのは1382年である。
大聖堂内では美しいボーダーの柱やドーム型の天井などが見られる。
シエナ大聖堂は、大聖堂、司教館、サン・ジョヴァンニ洗礼堂、ピッコロミーニ図書館、未完成のままの拡張工事部分からなる。
カンポ広場
カンポ広場はシエナ中心部にあり、中世の広場としてはヨーロッパ最大級である。
3つの丘が合流する窪地に作られているため広場は扇形になっている。
広場には14世紀に完成した高さ102mにもなる「マンジャの塔」をもつ市庁舎や、「ガイアの泉」などがあり、「世界で最も美しい広場」とも言われている。
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