アルト・ドウロのワイン生産地域
スポンサーリンク
基本情報
・登録年2001年
・登録基準[1] (Ⅲ)(Ⅳ)(Ⅴ)
・ポルトガル共和国
アルト・ドウロ地域はドウロ川の上流に位置する。
自然環境を生かしたブドウの段々畑が有名であり、2000年以上のブドウ生産の歴史を持つワインの生産地である。
ドウロ川は川幅が広く、日当たりが良い。
また、夏と冬の寒暖差も大きい。
こういった点がブドウ栽培にに適しており、ブドウ栽培が盛んになった。
また、世界遺産には段々畑だけでなく、ワイン農家や施設、教会なども登録の対象となっている。
この地域で生産されるワインはポートワインとして知られている。
スポンサーリンク
ポートワイン
ポートワインは世界的にも人気なワインで、香り高く、濃厚な甘さ、深いコクを兼ね備えたワインとなっている。
ポートワインは世界3代酒精強化ワインのひとつである。
酒精強化ワインとは醸造の際、アルコールをさらに加えることでアルコール度数を高めたワインのこと。
ポートワインは醸造途中、ブランデーを加え、糖分をアルコールに変換しきらずに残し、発酵を終える。
こうすることで、ブドウ果汁の甘みを残すことができる。
ポートワインは、18世紀、ポルトガルの都市ポルトからワインがイギリスに大量に輸出されており、ポルトを英語読みにしたポートから輸出されたワインということが名前の由来である。
スポンサーリンク
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません