紅河ハニ族棚田群の文化的景観
・登録年2013年
・登録基準[1] (Ⅲ)(Ⅴ)
・中華人民共和国
紅河ハニ棚田は、中国南部、雲南省紅河ハニ族イ族自治州の斜面に広がる棚田である。
この棚田はハニ族が1300年近くの歳月をかけ作った世界最大の棚田である。
世界遺産には総面積166㎢、3000段の棚田が登録されている。
山岳地帯の峡谷での耕作となるため、自然を利用した独自の灌漑システムを作り上げた。
ハニ族の灌漑システムは森林、水系、棚田、村の要素からなる。
亜熱帯性の気候で降水量が多いこの地域は、雨や霧で水を蓄えた森から清流が流れ出す。
その水を生活用水、棚田の水に使い、1300年にわたってこの生活を維持してきた。
また、村にはレンガやわらを用いたキノコのような屋根をした家屋が並んでいる。
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